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病気の治療が育児介護と異なる点

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がん治療と仕事の両立支援の特徴を踏まえて企業はどのように対応すればよいでしょうか。最も大切なのは、「治療中の社員の状況を把握すること」です。当該社員は入通院、療養のための時間を確保するだけでなく、疾病の状況や治療の副作用、障害等によって自身の業務遂行能力が一時的にでも低下する場合があることを上司にきちんと伝える必要がありますし、企業側はそれを正確に把握することが肝要です。育児や介護は基本的に労働者の時間的制約に配慮することが中心になっているのに対し、治療と両立は労働者本人の健康状態や業務遂行能力を踏まえた就業上の措置が必要となりますので、育児や介護とは根本的に異なることになります。